コサキンを聴く
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◆用語の部屋◆  「ネット局の部屋」の用語を解説。


【夜間に遠くに飛ぶ】

飛びます、電波は。地球には電離圏というのがあるおかげで、遠くの電波が聞けたりします。えっ?じゃなんで昼間は遠くの中波放送局が聴けないかって?それは、口頭で説明するのが難儀なんで、以下の図を見て下さい。

電離圏説明図

上の図の様に地表を取り囲むように「電離圏」っていうものがあり、一部の電波を反射する性質を持っており、「D層」「E層」「F層」などに分かれています。また地表も電波を反射しやすいために、「電離圏」と地表とを跳ね返りながら見通しの利かない所まで電波が届くようになります。
このうち中波放送に密接に絡んでくるのが「D層」と「E層」です。「D層」は中波帯の電波を吸収(正確には拡散かな?)してしまいます。しかし、太陽が沈むと消える性質を持っています。「E層」は中波帯の電波を跳ね返し、特に春から夏にかけて活発に活動します。
つまり、昼間は「D層」が反射を邪魔して、夜はその「D層」が消えて「E層」へ電波が届くようになるからなんですね。

そうそう、昼間でも送信所から近くの人は聞けますよね。電波の伝わり方にはもう一つ、「地表波」というものがあり、文字通り地表を伝わって電波が伝わるものです。これは衰弱が激しいので、出力にもよりますが県域から地方単位の大きさでしか聞けません。ただ海上とかは障害物が無いため電波が伝わりやすいと言われています。
ちなみに、テレビやFMなどの超短波帯以上のものは「D層」も「E層」も、さらに短波を反射する「F層」も突き抜けます。このため、送信所から見通しの利く範囲しか電波が届きません。(夏期に極希で発生するスポラディックE層という特殊な電離層もありますが、詳細はどっかさがして下さい・笑)

【AM】

ご存じTBSラジオなどが流れているバンド、となるんですが厳密には違います。AMは放送を送り出す方式の形態を表す表記で、実は短波放送やテレビ放送の画像部分の伝送形態もAM方式なのです。(テレビ放送の音声部分はFM方式)正しくはバンド帯を示す「中波放送」か「MW」(Middle Wave)、もしくは「標準放送」と言うのが正確なのですが、ここではあえてAMとしています。ちなみにAMとはamplitude modulation(振幅変調)、FMはfrequency modulation(周波数変調)の略です。えっPCM?それはですねpulse code modulation(パルス符号変調方式)っていいまして・・・これ以上は専門のページを探して下さい。(笑)

【一般のラジオ】

ここでいう一般のラジオと限定したのは、一部の通信用と言われるタイプのプロ仕様ラジオはロッドアンテナも有効な場合があるからです。ただし、そんなもん使っている場合はまず使っている人が分かっていらっしゃっるはずなので・・・

【ループアンテナ】

最近、コンポでのAMアンテナはこの形状が多いようです。たしかに本体内蔵じゃAM局聴くだけで向き変えたりしなければならいですし・・・バーアンテナの親戚みたいなもので、やはりループ部分が何重にもアンテナ線が巻いてあります。
また、このほかにもミズホ通信機より外付けループアンテナが単体で発売されています。が、自分のAMラジオのアンテナで"指方向性"を理解しないで購入しても活躍するにはちょっと無理があります。(まあ、かなり丁重な解説が付いているので大丈夫かもしれませんが・・・)感度はかなり良くなり、電波がかなり弱い地方の方にはお勧めのアンテナです。(筆者も遠距離受信には活用しています。)

【波長】

メチャクチャ簡単に言うと電波の長さ事。(かなりはしょっています。)電波にはAMから・FM・VHF・UHFテレビ・衛星放送まで、波長というものがあります。たとえば「ミリ波」「マイクロ波」などという名称を聞いたことがありませんか?この名称は文字通り波長の長さを表しています。これよりも周波数の低いVHF帯程度になると1メーター前後くらいに大きくなり、更に低い短波では10m〜100m程度になります。問題の中波は300mもの波長になります。つまり受信するためには300mものアンテナが必要と言うことになります。と、言っても携帯ラジオの中に300mものアンテナは入りません。実は波長の特性として波長の1/2・1/4サイズでもある程度良好に受信できます。このハーフ・クオーターサイズなどの長さのアンテナを棒状の磁石に巻き付けて距離をかせいでいるのが、AMラジオの中に入っているバーアンテナです。(正直言うとクオーターサイズすら入りきらないんだけどね。)

【鉄筋コンクリート】

鉄筋コンクリートは非常にキツイです。東名などを走っているとトンネル前に「AMラジオが聞けます」とかって看板が出ているのは、トンネルという完全に鉄筋でガードされた所なのでわざわざAM再送信設備をおいてますよ、って事なんです。
実は都内某所の戦後しばらくして建てられた有名鉄筋コンクリート建造物の中では非常に良好にAMラジオが受信できます。なぜかって言うと、鉄筋の本数がかなり少ないと考えられまして・・・地震が怖い。筆者は容易にその建物には近づかないようにしています。(【追加】2004年現在、その建物は既に閉鎖・解体されています。)

【木造建築】

木造住宅の場合なら室内でもそうそう問題はない、と言い切りたいのですが、場合によっては室内に張り巡らされている電気配線から出るノイズの影響を受けるかもしれません。一応、室内の色々な場所にラジオをおいて受信感度のいいところを探すのがいいでしょう。


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ここの管理人はラジオのソフト方面はまま強いのですが、ハード方面はかなり弱いです。文中の中で間違っているものがあればメールにて教えていただければ幸いです。
管理人:田無し(メールはこちらのページから