コサキンを聴く
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◆変遷の部屋・時間帯の背景・2◆
  その名を全国に知らしめたスーパーギャング以降を紹介。


時間帯1(夜とも〜)時間帯2(スーパーギャング〜)時間帯3(UP'S〜)

「スーパーギャング」

<スーパーギャングの歴代担当遍歴はこちらへ。>

 「スーパーギャング」は1984年10月に始まった。当初は景山民夫、山本晋也などのどちらかというとアダルト的な路線で始まった。

 1988年2月。それはTBSにとっても、コサキンにとっても重要な出来事があった。聴取率調査で裏の強豪オールナイトニッポンを抜いて一位になった。しかも十数年振りなのである。(ひとみと悦子から)「聴いてみたんですけど、内容が理解できませんでした。」という編成局長から数々の番組あれど、普通の事ではもらえない「TBS・ゴールデンマイク」をもらった。つまり1970年代終わりからTBSはろくに裏の番組に勝っていなかったのである。その1970年代に放送されていた「パックインミュージック」は愛川欽也・野沢那智と白石冬美などの人気パーソナリティを輩出し、落合恵子・土居まさるなどを輩出した「セイ!ヤング」(文化)、そして現在も続く「オールナイトニッポン」とともに深夜のヤングタイムをリードし続けた番組であった。

 しかし、文化放送が「セイ!ヤング」に変えて、いち早く女子大学生を起用した「ミスDJリクエストパレード」をスタートさせ、折からの女子大生ブームにものり、人気を博していく。ちなみに、後にフジテレビでアナウンサーになった長野智子・ニュースステーションの初期レポーターであった千倉真理・現在もニューヨーク在住でDJとしても活躍し続けている川口雅代などが、さらにはアイドルで売れていたあとに大学生になってDJをつとめた松本伊代らが担当していた。遅れを取り戻すかのごとく、TBSも小林克也らを起用して「ミュージックジャンゴ」という音楽路線へ変更していくのだが、あまりうまくいかず、1980年代前半は「体験ラジオAチャンネル」「今夜もセレナーデ」と、新番組の悪戦苦闘が続くのであった。
 結局、コサキンが屋台骨ともなった「スーパーギャング」がTBSに一息をつかせ、5年半もの長きに渡って水曜の座を守り続けることになる。

以下は朝日新聞縮小版1986年4月号の4月9日(水)夕刊ラジオ欄より、コサキンの「スーパーギャング」としては初見の番組欄です。(深夜放送の部分など、一部加工してあります。)

NHK第一 TBSラジオ 文化放送 ニッポン放送 ラジオ日本
5.00 N◇05民謡英会話
6.00 N◇N解説松尾竜彦
6.15 経済N◇映画
7.00 こんばんはラジオセ
   ンター列島
8.00 N◇05はつらつスタ
   ジオ505 春日八郎
   三橋美智也新歌謡
9.00 N◇05プロ野球情報
9.30 日本語は難しい 飯
   飯田雪子メロディー
10.00ジャーナル 手で見
   るギャラリーの2年
11.00N◇おやすみ50
   (0.00放送終了)
4.30 若山弦蔵のダイヤル
5.45 ハイライト
6.00 プロ野球〜広島 
   広島×巨人 田宮謙
   次郎 予1)日本ハム
   ×西武 2)中日×大
   洋他【中止】歌謡曲
9.00 夏木ゆたかのバホバ
   ホ隊「音楽めいっぱ
   い!絶対得する
   刊クイズ」西村知美
   ▽関根勤▽河合奈保
   子▽グッバイ他
11.30やんぐひぽぽたます
0.00 サーフ&スノウ
   松宮一彦56シネマ
1.00 コサキンのスーパー
   ギャング
3.00 歌うヘッドライト 
   DJ・岡雅子
5.00 ▽私鉄スト情報他
6.00 プロ野球〜後楽園
   日本ハム×西武
   豊田泰光 予1)近鉄
   ×ロッテ 2)南海×
   阪急【中止】レオ
9.00 吉田照美のふッかい
   あな 中山美穂▽私
   鉄スト情報▽トライ
   アスロン▽とんねる
   ず▽千倉真理▽アメ
   リカンヒーロー▽青
   春 風摩深志▽桃子
   ▽東京シンジゲート
0.00 ぱぱらナイト
0.30 英語総合古文文法
1.30 英語 国弘正雄
2.00 音楽ステーション
3.00 走れ!歌謡曲
   DJ・村上幸子
5.00 はたえ金次郎夕焼け
6.00 プロ野球〜広島
   広島×巨人 木下剛
   史 予1)ヤクルト×
   阪神 2)中日×大洋
   【中止】歌謡大全集
9.10 探偵団一八と弘志
10.00三宅裕司のヤンパラ
   「また、また笑い爆
   発!!新企画じいちゃ
   ん・ばあちゃん・原
   始人!!」これは知ら
   ネェーだろ▽ヤッち
   ゃん▽チェッカーズ
0.00 ファンファン
0.30 とんねるず◇ポップ
1.00 小泉今日子のオール
   ナイトニッポン
3.00 東西南北のオールナ
   イトニッポン
4.00 芥川隆行の演歌だヨ
5.45 プロ野球〜広島
   広島×巨人 中村稔
   予1)中日×大洋
   2)日本ハム×西武他
   【中止】スタジアム
9.00 ジャイアンツ競馬
9.30 今日の 焦点他
10.00恋するスタジオ・ザ
   ポップ!「ポップに
   復活カルチャー・ク
   ラブ」DJ矢口清治
11.27競馬30アイドル
11.45カッ飛ビ 野村義男
0.00 新人類ラジオ86
0.15 今夜もウェルカム
0.45 カプセル・メイト
1.00 N天05ときめき放
   送局「音楽大好き・
   180分」

 コサキンの裏、オールナイトニッポンでは小泉今日子が同時期から担当し始めていた。あのオープニング曲「ビタースゥイートサンバ」を歌謡曲調にアレンジしていたものを使用していたらしいのだが・・・残念ながら聴いたことがありません。

 さて、夜ワイドへ目を転じると、80年代に破竹の勢いで他局を蹴散らし続けていた「てるてるワイド」が「三宅裕司のヤングパラダイス」に追い抜かれ、名前を変えた「吉田照美のふッかいあな」が最後の一年を迎えている。後日、吉田照美は「番組を長くやっているとスタッフの入れ替わりがあって古いスタッフと新しいスタッフのあいだで「あ・うん」の呼吸的な運営がうまく行かないときがあって・・・」というような発言をしている。同じ事がコサキンにも言えるのだが、中心に「鶴間政行」という不動の人物がいたために、新旧の呼吸のぎくしゃくもそれほど問題にならず、十数年以上の長きに渡って「コサキン」が続いていられるのかもしれない。「三宅裕司のヤングパラダイス」は「恐怖のやっちゃん」の映画化、「深津絵里と高津里恵のデビュー、但し同一人物」などなどの数々のブームを生み出した番組で、三宅裕司が主宰する劇団「スーパーエキセントリックシアター(SET)」の若手で作られた「SET隊」というのも出演していたが、中に後に同時間帯でTBSに番組を持つことになる岸谷五郎がいた。


「コサキン増刊号」

 コサキンがオールナイトを抜いた以降も快進撃は続いていたようだ。
昔、ラジオパラダイス(三才ブックス)に出ていたと記憶する聴取率に関する記述があった。たぶん1986年ごろの数字なのだが、ある調査時期のスーパーギャングの数字だがコサキンが0.4%くらい、渡辺美里が0.1%くらい、そして他の曜日は「※印」(測定が不能)という結果を見たことがある。それだけスーパーギャングを支える存在になったのだが、そんな好調を反映してか、土曜に増刊号が作られることになった。
当時のTBSの土曜の深夜は21時から翌朝5時まで大型ワイド「GOGO!サタデー」を放送していた。と、言っても司会のイクラちゃんらは丸ごと出ている訳ではなく、自らの持ち時間は2時間弱で、30分から2時間番組のつなぎとして出ていた。そこの0時にコサキン増刊号が出来ることになった。

 裏は、初代・明石屋さんまで人気が高かった「渡辺正行ブンブン大放送」(ニッポン放送)、オールナイトの歴史でも長寿の中に入る「松任谷由美のオールナイトニッポン」(同)、昔ながらの深夜放送形態を守り続けた「セイ!ヤング」(文化放送)など、強豪を相手に戦っていくことになる。(結果は、後に本体が土曜に越してくる事でおわかりとは思いますが・・・)

 以下は朝日新聞縮小版1989年4月号の4月15日(土)夕刊ラジオ欄より、「コサキン増刊号」としては初見の番組欄です。(略称記号など、一部加工してあります。)

NHK第一 TBSラジオ 文化放送 ニッポン放送 ラジオ日本
4.00 N◇ウィークエンド
6.00 N◇05N解説岩瀬考
6.15 プロ野球〜東京ドー
   ム 巨人×広島  
   (中断7.00〜15
   【早終了の時】  
   阪神×中日〜甲子園
   【早終了・中止】 
   N◇スポーツ情報他
9.30 N◇メロディー◇N
10.00N◇15土曜談話室 
   「邪馬台国のなぞ・
   佐賀吉野ケ里遺跡」
11.00N◇おやすみ50
   (0.00放送終了)
5.00 税金15名人会◇N
6.00 プロ野球〜東京ドー
   ム        
   巨人×広島    
   解説・田淵幸一  
   実況・林正浩   
9.00 GOGO!サタデー
   「新装開店!朝の5
   時まで大騒ぎ!」 
   イクラちゃん 及出
   泰 ▽浅香唯悪い子
   ▽ミスアクション▽
   TMネットワーク▽
   ポップ 松岡秀明▽
   0.00コサキン増刊号
   小堺一機 関根勤▽
   1.00さんまのおしゃ
   べり・ツバメ返し▽
   2.00青春トンガリ▽
   3.00スーパーポップ
5.00 小堺一機のヤングプ
   ラザ「留守番電話」
6.00 プロ野球〜甲子園 
   阪神×中日    
   解説・平野光彦  
      森本潔   
   【中止】歌謡ヒット
9.00 フォロー・アップ・
   ナイター     
9.30 イルカの風船旅行 
10.00武田鉄矢と村下孝蔵
10.30マンハッタン・スト
   リートパフォーマー
11.00さだまさしのセイ!
   ヤング      
0.30 基礎力漢文現代文
1.30 英語 ハイディ矢野
2.00 パープル 成毛滋他
2.30 ポピュラーベスト10
3.00 走れ歌謡曲 芝尚子
5.00 斉藤由貴のネコの手
6.00 プロ野球〜甲子園 
   阪神×中日    
   解説・一枝修平  
   【中止】歌謡大全集
9.10 ナイターフラッシュ
9.30 生稲晃子デート 
10.00男闘呼・デ・ナイト
10.30抱きしめて少年隊 
11.00渡辺正行のブンブン
   大放送 川村かおり
   ▽土曜ラブ・ミー▽
   突撃野郎▽アイドル
   気持ちE夜▽ヤンス
   タNo.1 ファースト
   ブラッド 細川直美
1.00 松任谷由美のオール
   ナイトニッポン  
3.00 川村かおりのオー
   ルナイトニッポン 
4.00 N天◇音楽30競輪
5.45 プロ野球〜東京ドー
   ム        
   巨人×広島    
   解説・高橋直樹  
   実況・内藤幸位  
9.00 ミッキーのずばり60
   分 ミッキー安川 
10.00エースのジョーの活
   劇大ラジオ27大井
10.30歌は海峡を越えて 
11.00ヒット・キット・G
   知野光志 森山浩志
11.30名曲サロン 神崎愛
0.00 ジャズ黄金時代  
   ▽第一部・ジャズの
   巨人たち     
   DJ・油井正一  
   ▽第二部・ジャズ楽
   曲事典 磯野晃雄 

 この時期、ムックンは東京のAM民放3局で番組を持っていた。TBSが「コサキン」、文化放送が「日立ハローサタデー・マジカルチャンネル 小堺一機のヤングプラザ」、そしてニッポン放送が「小堺一機の美女対談」である。ラビーもニッポン放送で「関根勤のTOKYOベストヒット」を持っており、森高千里や星野由妃らをアシスタントに迎え放送していた。後に文化放送でも、高島忠夫から引き継いだ「全国歌謡ベストテン」を担当する。80年代後半はまさにコサキンの二人にとって飛躍につながる時期であった。

 同時期、TBSの夜ワイドは、23時までが若者向けから撤退、アダルト向け対象の「荒川強啓のハローナイト」に引き続き、この4月からは「桝井論平の夜に乾杯!」が編成された。夜ワイドに音楽番組「サウンドプロセッサー」を編成するなど音楽番組に強いラジオ日本にいたっては、全日「若者向け歌謡曲をかけてはならぬ!」という編成になり、アダルト向け番組が一挙に増えていた時期であった。(現在はその方針は解除されているが、相変わらずアダルト向けが多い。「規制中にFM局が増え、音楽といえばFM」という概念が出来てしまったためなのだろうか。)

 社会的な話題として「南海ホークス」が買収され、「ダイエーホークス」が誕生した。同時期に大相撲の外人力士「南海龍」が不慣れな各界のせいか引退する出来事があった。コサキンではネタとして「南海龍が引退したのはダイエー龍に改名を強要されたため」というものがあったがあり、当時は爆笑したものだった。が、今としては何がなんだか分からなくなってしまったネタである。こんな事にもコサキンの長さを感じます。


「コサキン快傑アドレナリン」

 なぜ、コサキンが土曜に越してきたのかはよく分からない。少なくとも「スーパーギャング」が終了したこととは無関係ではないのだが、なぜ「パックインミュージック21」をスタートさせたのか、そしてその中にコサキンが残らず土曜に進出したのか。

 ともかく、僕個人としては「第二次黄金期」とも呼べる「コサキン快傑アドレナリン」が始まった。もともと、「コサキン増刊号」を放送していた枠ではあったが、内容がオリジナルであったために本体の引越はそれなりに意味があった。特に全国十数局のネットがあるこの時間帯は全国的にリスナーを増やす格好の機会となったようだ。

 が、全国に放送されていたのは最初の1時間だけ。残りの30分(半年後には枠拡大で全2時間の中の後半1時間)のコーナーである、「おハガキ列島」などはTBSのみで放送される形態であった。それでも全国から投稿されており、各地のリスナーのコサキン熱は凄いものを感じさせる。

 大枠としては「ウィークエンドレディオクラブ2」の中のコーナーとして放送されているのだが、前の「GO!GO!サタデー」とはうってかわり、単なるTBSラジオ夜間の愛称としてのみ存在するだけであった。もともと、平日夜間を「レディオクラブ」として「昼間のTBSラジオとは違います!」みたいな宣言をして、その週末版が出来ることになったのが「ウィークエンドレディオクラブ」であった。ニッポン放送が99年3月から夜間を「LFR」として「夜間だけ別のラジオ局です!」と宣言したのの先駆けみたいなものである。ちなみに、TBS側としては「RADIO2」で「レディオクラブ」と読んでもらいたかったようだが、雑誌などではその通りには大体表示されず、「レディオクラブ」自身がいつのまにか、忘れ去られるようになっていた。

 以下は朝日新聞縮小版1991年10月号の10月12日(土)夕刊ラジオ欄より、「コサキン快傑アドレナリン」としては初見の番組欄です。(略称記号など、一部加工してあります。)

NHK第一 TBSラジオ 文化放送 ニッポン放送 ラジオ日本
4.00 N◇ウィークエンド
6.00 N◇解説国体(プ
   ロ野球の時あり) 
7.00 N◇15NHKガイド
7.30 ふれあいラジオパー
   ティー「情報宅配便
   ・秋の自然届けます
   ・”魚・昆虫”」 
   杉浦宏 矢島稔他 
9.30 N◇わたしの歌日記
10.00N◇15ラジオアング
   ル91「流行性結婚事
   情」出演・岡堂哲雄
   真島久美子他◇N天
0.00 深夜便   
   N天▽視点   
   ▽落語傑作選   
   ▽ふるさと    
   ▽芭蕉を読む   
   4.00こころの時代
5.00 税金15名人会◇N
6.00 音楽の源流を求め
7.00 洋七のスポーツ倶
   楽部(8.00プロ野球
   広×神の場合あり)
9.00 編成部15カラオケ
   天国45アメリカン
10.00ウィークエンド・レ
   ディオクラブ2  
   ▽ポップ・スマップ
   1030スタジオC2
   ・スクエア▽1100
   ンプラザ中野・今夜
   も パッパラー河合
   0.00コサキン快傑
   アドレナリン 小堺
   一機他▽1.30ゆうゆ
   のタイム▽2.00ロッ
   クンロールガンボ▽
   3.00余談タイムズ 
5.00 武田鉄矢元気です
   「男と女の事始め」
6.00 太田英明の土曜パ
   ラダイス・要チェッ
   ク倶楽部 クイズ他
8.00 サウンドスラローム
9.00 辛島美登里シルキ
   ーパッセージ   
9.30 激闘プロレス  
10.00財津和夫の素敵な夜
   だから      
10.30兵藤ゆき・トーク 
   ゲスト・木村晋介 
11.00さだまさしのヤング
   「一歩一歩RKK」
0.30 実践日本史世界史
1.30 百万人の英語   
2.00 忍者のハートロック
2.30 ポピュラーベスト10
3.00 走れ歌謡曲田中義剛
5.00 N天◇斉藤由貴情報
6.00 山田邦子涙の電話リ
   クエスト(プロ野球
   広×神の場合あり
8.00 ケラと犬子
9.00 牧瀬里穂・素直に
9.30 織田裕二風に乾杯
10.00東京サウンドバズー
   カ音姫絵巻「ユニコ
   ーン全員集合、ラブ
   ソングベスト10も来
   週決定」バク新曲初
   公開▽森高千里▽ド
   リカム対ビーズ予告
   ▽今週のベストテン
   03(3211)3299  
1.00 松任谷由美のオール
   ナイトニッポン  
3.00 電気グルーブのオー
   ルナイトニッポン 
5.00 N◇ドライブ競輪
5.45 今夜もスポーツ気分
   ▽スポーツ今日一番
   ▽競馬ハイライト 
7.00 ミッキー安川のずば
   り勝負 染谷恵二 
   ▽ヨオーク聞いて他
10.00音楽の仕掛人   
   ゲスト・松尾葉子 
10.30にしひろせいき21せ
   いきトーク 増田弘
11.00N◇懐かし映画音楽
11.30クラシックカーティ
   アリッチャレツリ集
0.00 N◇02夢ゆめ音楽館
1.00 N◇02ジャズ黄金時
   代 第1部・デュー
   ク・エリントン一代
   記▽第2部・Gで始
   まる曲特集    

 この時期の新番組としては、日曜午後に「サンデースーパーDJ」(TBS)と名前からお分かりになるかたもいらっしゃるとは思うのですが、松宮一彦氏が担当の番組が始まります。この番組の後半はなんとあの「サーフ&スノウ」でTBSとしてのサーフとしては最後の枠となりました。他に、「イルカのミュージックハーモニー」(ニッポン)、「邦丸・ナースのラジオ横丁一番地」(文化)などがありました。また、実験的な試みとして文化放送に、「西武ライオンズナイター」のオフ番組としては「ハッとミラクルアイドルナイター」から「超学生・ハビタ」などのアイドルを取り扱った枠が、「バクバクナイト・おとな食べちゃうぞ」という、大人と子供の交流的な番組もできました。このあとこのナイターオフ枠は完全に大人向け電リク番組になりました。


「コサキンでワァオ!」

 1994年10月からの一年間は、ある意味、コサキンには氷河期に入ることになる。別の側面から見れば、「時間帯変更による新しいリスナーの開拓」などがあげられるが、従来からのリスナーにとってみればマイナス面の方が大きいだろう。

 TBSラジオの編成は深夜0時からの番組を夕方の6時に持ってきた。そればかりか、TBS以外の各局のネットを全て打ちきった。電波到達の特質で、日の入りが早くなる冬というのは夕方の6時でも電波は遠くに届きやすくなるが、深夜のそれと比べると明らかに分が悪い。1999年春に良きライバル「オールナイトニッポン」の主力メンバーが関東ローカル放送に移り、全国のリスナーを失望のどん底に陥れたのと似たような状況だった。しかも、夕方6時という枠は開けて翌年の春になればラジオのドル箱であるナイターを放送する枠である。つまり、春になれば他の時間帯へ移動を迫れるか、悪ければ「またナイターオフに合いましょう!さようなら〜!!」と番組の打ち切りとなる。移動するケースはまず希で、ほとんどの番組は後者の打ち切りとなり、更に土日の単発番組は、まず、半年後には帰ってこない。

 この時間に移ることが発表されたとき、僕個人は番組が存続できる喜び事よりも「ああ、TBSは"コサキンは半年後に終わらせるからね"と言っているんだ」と素直に思っていた。

 以下は朝日新聞縮小版1994年10月号の10月15日(土)夕刊ラジオ欄より、「コサキンでワァオ!(単独の番組として)」としては初見の番組欄です。(略称記号など、一部加工してあります。)

NHK第一 TBSラジオ 文化放送 ニッポン放送 ラジオ日本
5.00 N◇05土曜サロン 
   ▽リクエストコーナ
   ー▽スポーツ情報 
6.00 N◇05リクエストコ
   コーナー「映画裏話」
7.00 N◇10N天
7.15 NHKガイド   
7.30 ポピュラー名曲事典
   DJ・水野裕二  
   (途中中断あり)
9.30 N◇32上方演芸会
   非常階段 Wヤング
10.00N◇スポーツ
10.15ラジオアングル94 
   「検証・北海道東方
   沖地震」阿部勝征他
11.00N天◇10アングル94
   ア大会が伝えたもの
11.55深夜便 大江健三郎
   に聞く▽歌▽4.00
   引き続き、土曜夕刊
6.00 コサキンDeワァ
   オ! 小堺一機他 
7.00 永六輔競輪ジャンバ
   ラヤ28.00スポー
   ツヒーロー人物事典
9.00 飯島愛のラブマゲ
   ドン50武田真治
10.00SMAP◇新辺見え
   みりとブルーボーイ
11.00清水圭ガッコーの人
   気者「圭愛のムチ」
11.30かとうれいこ恋して
11.50アジア大会特集  
0.00 TVゲームラジオン
   ズ 内藤寛    
0.30 萩原健太のインセレ
1.00 萩原聖人フェイク
1.30 めぐみのトウキョウ
2.00 宮川賢ナメるな!
4.00 アンと優のトーク 
5.45 N天交◇50Jリーグ
6.00 福ミミワイド 山
   田美保子 寺島尚正
   03(3359)1134  
8.00 セ・ラ・ビィ  
9.00 平松愛理・シルキ
   ードリーム    
9.30 バンブーささみいX
   マツタケ争奪戦▽音
   楽祭報告▽イラスト
10.30財津和夫の素敵な夜
   だから 永田景子 
11.00Jランド 藤木千穂
   ▽大学受験講座  
   ▽スペシャル講義 
   ▽大学物語    
2.00 ラピスの世界へ 
2.30 パンゲア 工藤夕貴
3.00 走れ歌謡曲    
5.40 サタデードライバー
6.00 サタデースポーツ 
7.00 鮪郎の正義のラジオ
   ジャンベルジャン!
   03(3211)3299  
9.00 独占!Jリーグ  
9.30 グレチキのトロピカ
   共和国      
10.00牧瀬里穂・素直に 
10.30観月ありさ・不思議
   の国のありさ   
11.00美穂・アイラブユー
11.30夜のおもちゃ・ぜん
   じろげっ「ラフェエ
   ロの昇天」千葉麗子
   03(3211)3299  
1.00 松任谷由美のオール
   ナイトニッポン  
3.00 佐伯すすむのオール
   ナイトニッポン  
5.00 N◇ドライブ競輪
6.00 N◇競馬ハイライト
6.30 快感スポーツ・ア
   イランド 高山栄 
   青田昇 松本美樹他
8.00 エバーグリーン・
   ポップ モト冬樹他
9.00 音楽の仕掛人   
9.45 ゲスト・松尾葉子 
10.00にしひろせいき21せ
   いきトーク 増田弘
10.30N◇懐かし映画音楽
   クラシックカーティ
11.57大井トゥデー   
0.00 N◇02競馬タックル
0.30 流星野郎のゲーム業
   界裏情報     
1.00 中央競馬大作戦  
   DJ・小林皓正  
3.00 真夜中の歌謡大作戦

 上記の通り、裏は大人向け番組が並んでいて、コサキンはある意味特異な位置づけになる。またこの時間、大相撲が開催中は後半15分が「まったなし大相撲」となり、 半年の放送期間で実に6回の放送短縮(45分放送)を強いられている。

 他の番組では、「Jランド」(文化放送)が放送されている。もともとのコサキンの裏番組であるが、毎日深夜に一時間放送されていた旺文社提供の大学受験ラジオ講座(通称・ラ講)が、土日の2・3時間番組に縮小されたものである。この平日深夜からの撤退という恩恵を受けたのが、約10年ほど全国ネット放送された「カモン!ファンキーリップス」である。また、「後藤鮪郎の正義のラジオジャンベルジャン」(ニッポン放送)が午後7時から放送されており、午後11時半になった後、担当がドリアン助川に引き継がれてこちらも全国ネットで放送された。平日の夜ワイドでは「岸谷五郎の東京レディオクラブ」からバトンタッチした「恋する電リクビンゴボンゴ」が新番組として登場した。詳細はコサキンが「恋する〜」に登場する項で。

 テレビでは、ある意味ものすごいメンバーをそろえた「まっ昼ま王!!」(テレビ朝日系)やドラマ「家族A」(TBS系)などが始まっている。ともに低視聴率にあえぎ、特に「家族A」はドラマとしては異例の途中打ち切りとなった。また、忘れていけないのは、この1994年10月にTBS放送センター「ビッグハット」が完成した。結局使われなかった屋上のヘリポート(どうもTBS側はヘリポートとして認めてない様だが)は、時々テレビの収録に使われてその存在をとどめるに至っている。


「恋する電リクビンゴボンゴ・フライデースペシャル・コサキンDEワァオ!」

 とにかく、やたらとタイトルが長いのである。なんで正式名称がこんなに長いのか。答えは簡単。2つの番組をくっつけたからである。

 「岸谷五郎の東京レディオクラブ」が終わった後、平日21時から23時の枠で放送されていた夜ワイド「恋する電リクビンゴボンゴ」。浦口直樹アナと小林豊アナのコンビ「赤坂ウッカリボーイズ」が担当していた番組である。聴取率がどうだったのかは良く分からないが、この資料を作るために新聞縮小版のラジオ欄を見るといかにも数字の悪そうなリスナーへの泣き言がよく目に付く。裏にはともに「聴取率一位を取ったことがある」伊集院光(Oh!デカナイト・ニッポン)と斎藤一美(とんかつワイド・文化)らなどの強敵をかかえていたのはわかるのだが・・・

 そこへ夕方6時に放送されていた「コサキンDEワァオ!」がナイター開始に伴ってどこかへ移動しなければならない事となった。夕方6時ながらも聴取率は良かったと記憶している。

 聴取率があまり良くないと時、テコ入れとしてよく使われるのが"分業制"。これは筆者個人が使っている名前であり、正式にはよく分からないが、とにかくデイリーな番組ではパーソナリティがどんどん増えていく。たとえば「所ジョージの進め!おもしろバホバホ隊」なんぞは始め月〜金まで所ジョージひとりで担当していたが、いつのまにか金曜を柳沢慎吾が担当し、最終的には所ジョージ担当は一曜日だけという風になったし、「岸谷五郎の東京レディオクラブ」でも、金曜や木曜が恵俊章が担当するようになった。まあ、所ジョージや岸谷五郎自身が売れっ子になっていたことも関係するかもしれないが、共にしばらくして番組が終了している。"分業制"が取られるとあんまりいい事ではないと思ったほうがよさそうなのだ。

 案の定、とのいうべきかコサキンが金曜担当になってテコ入れを行っても「本家・ビンゴボンゴ」の数字は良くなかったようで半年後には番組終了という憂き目に遭う。次に始まった夜ワイド「宮川賢の誰なんだお前は!」が始まった時、提供スポンサー名が読まれていたのが「椎名へきるのすっぴんすまいる」の徳間書店だけだったという有様。結果、筆者個人は「やぶれかぶれ」とが思っているその宮川賢を投入し、限りなく深夜放送に近い"テニスコート"(コーナーがほとんどなく進行表がまっさらという意味)の中で、ハチャメチャ放送をやり息を吹き返すことになるのでが・・・(ちなみに筆者は宮川賢ファン。)

 以下は朝日新聞縮小版1994年10月号の4月7日(金)夕刊ラジオ欄より、「コサキンでワァオ!(恋する電リクビンゴボンゴの番組として)」としては初見の番組欄です。(略称記号など、一部加工してあります。)

NHK第一 TBSラジオ 文化放送 ニッポン放送 ラジオ日本
5.00 N◇05日本の音楽そ
   の過去・現在・未来
6.00 N◇05プロ野球  
   (2元)     
   巨人×ヤクルト〜東
   京ドーム     
   解説・星野仙一  
   中日×阪神〜ナゴヤ
   解説・大島康徳  
   (中断7.00〜20
9.30 N◇健康ひと口メモ
9.38 わたしの歌日記  
   広瀬久美子◇N天 
10.00NHKジャーナル 
   都知事選終盤▽いじ
   め対策・現場教師は
11.00N天◇10大阪発深夜
   便 朗読・三国志▽
   ワールド▽上方演芸
   4.00▽心の時代
4.00 若山弦蔵の東京ダイ
   ヤル 朋子▽昭一
6.00 プロ野球〜東京ドー
   ム 巨人×ヤクルト
   解説・栗山英樹  
   実況・林正浩   
9.00 恋する電リクビンゴ
   ボンゴ「花見気分で
   コサキン前夜祭・ひ
   さしぶりの生放送」
   小堺一機 関根勤 
   強力電リク受付中!
   03(3587)1818  
11.00サーフ 松宮一彦 
0.00 ミッドナイト「ディ
   レクター失そう!何
   をやるかわからない
   さち玉の運命は…」
3.00 歌うヘッドライト 
   DJ・麻生詩織  
5.00 小倉智明の夕焼けア
   タックル N天交
6.00 プロ野球(二元) 
   巨人×ヤクルト〜東
   京ドーム 別所毅彦
   西武×日本ハム〜西
   武 黒江透透   
9.40 FRIDAYスーパ
   ーカウントダウン50
   「trfのV2は?
   浅倉大介、チューブ
   チャゲ&飛鳥新曲オ
   ンエア」斉藤一美 
   03(3359) 1134  
0.00 佐竹雅昭30アニメ
1.00 ロードス島戦記  
1.30 聖刻覇伝    
2.00 アニマガ・パラディ
2.30 マグミと綾Gステー
   ション3.00歌謡曲
5.00 鶴光の噂のゴールデ
   ンアワー N天交 
5.40 プロ野球〜東京ドー
   ム 巨人×ヤクルト
   解説・関根潤三  
   実況・山田透   
9.00 虎の穴終◇Jリーグ
10.00入江雅人GO!GO
   テレキッズ「内田有
   紀・福山雅治・ダウ
   ンタウン、君の一票
   でチャート大激戦!!
   トキオvsグレチキ
   企画も大発表」カウ
   ントダウンベスト3
   !奥山佳恵も涙  
1.00 ウッチャンナンチャ
   ンのオールナイト 
3.00 佐藤藍子のオールナ
   イトニッポン   
4.00 小川哲哉の演歌で行
   こう ベストヒット
5.40 プロ野球〜東京ドー
   ム 巨人×ヤクルト
   解説・青田昇   
      土井正三  
9.00 アップス・ジャイ
   アンツ・ジョッキー
9.45 Jリーグ・ワールド
10.00音楽イマドキ英語
10.20地方競馬27大井 
10.30杉紀彦のラジオ村 
   ▽藤堂輝明民謡講座
   ▽ドクター・アンデ
   ィーの心の美容  
0.00 N◇02ミッキー安川
   朝まで 永見小緒里
   篠田奈々     
   田中亜矢子    
   03(3505)1422  

 4月7日はもともと放送予定は無かったのだが、前夜祭と名付けて通常のAM改編時期から一週間早く始まっている。ナイター中継期間に突入し、21時という時間のために、ここから半年の間、プロ野球中継の延長に悩ませることとなる。(一回、延長のために放送が無くなったことがある。)

 そのビンゴボンゴの後には、コサキンと不思議と縁のある松宮一彦アナの「サーフ&スノウ」がある。それまでもっと浅い時間に放送されていたが、半年前から平日夜に復活していた。裏の番組では文化放送とニッポン放送がともにカウントダウン番組を放送、激しいつばぜり合いを演じていた。現在は、ニッポン放送は番組が変わったかが、FMの東京FMでもやはりカウントダウン番組が放送されている。もともと文化放送の「スーパーカウントダウン50」が日曜午後から越してきた枠で、聴取率的にもかなり好調の様である。で、その日曜午後の枠は「決定!全日本歌謡選抜」というランキング番組で、これまた聴取率一位を獲得していた番組であった。司会は小川哲哉と丹羽たか子で、小川哲哉のアイドルに対するなれなれしい口調なども番組にインパクトを与えていた。その小川哲哉はラジオ日本の16時から演歌番組を担当している。



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