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1981年10月5日、TBSラジオは「山本雄二・春風亭小朝の夜はともだち」から変えて、局アナであった松宮一彦を起用し、裏の番組に対抗していく事となる。その裏番組とは、一年前から始まっていた「吉田照美の夜はこれからてるてるワイド」である。帯番組に近藤真彦や松田聖子などの人気アイドルを起用するとともに、なぜか田植えを行ったり、新宿副都心でティッシュペーパーの空箱投げ大会をやるなどそのインパクトは強く、瞬く間に聴取率一位を獲得した番組である。他局はいろいろと対抗番組を仕掛けてくるのだが結局「三宅祐司のヤングパラダイス」が出てくるまで吉田照美の黄金期は続いていた。
そんなもんで、松宮一彦自身の評価は悪くないのだが、裏に強敵を抱えてしまい、1年後には「るんるんナイト 松宮一彦ワォ!」とタイトルを変更するなど苦戦を強いられるのであった。(「るんるんナイト」って「てるてるワイド」のネーミングをもらっているような・・・)
さて我らがムックン&ラビーは、木曜担当でデビューする事になる。なぜ、月〜金の帯番組の、しかも木曜という中途半端な(笑)曜日に、コサラビ(当時は小堺&ラビット関根だったからコサラビ)が出ることになったのか。当時木曜21時からTBSテレビで放送されていた高視聴率番組「ザ・ベストテン」の追っかけマンとして松宮アナがかり出されており、ラジオに出演できなかったためである。ある意味、松宮アナは恩人であり、またTBSがテレビラジオ兼営局だからコサラビが誕生したのかもしれない。
さてラジオ欄に目をやると「ラジオパラダイス87年6月号」や「ら”」「ひとみと悦子」の年表に書いてある通り、欄内に全く名前が無いのだ。しかも、「ザ・ベストテン」へ駆り出されていて出演できないはずの「松宮一彦」との名前は出ており、ほとんどサギに近い。(笑)結局、翌週も名前が出ずに10月22日になってようやく「 9.40 夜はともだち ラビット関根 小堺一機」と出てくるのであった。
以下は朝日新聞縮小版1981年10月号の10月8日夕刊ラジオ欄より。(深夜放送の部分など、一部加工してあります。)
NHK第一 | TBSラジオ | 文化放送 | ニッポン放送 | ラジオ日本 |
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5.30 午後のロータリー 6.00 N◇解説中村泰治郎 6.15 ロータリー◇40言葉 7.00 N天◇15ラジオジャ ーナル◇57ガイド 8.00 N◇05歌謡近石真介 8.40 世界酒の旅 神山繁 9.00 N◇05ラジオ小説 9.20 健康めがねと日本人 9.30 三人一話◇58天 10.00N天◇メロディー 10.30演芸 あした順子・ ひろし 古今亭円菊 11.00N◇朗読◇音楽◇N (0.00放送終了) |
5.00 5時です 若山弦蔵 6.00 Nハイライト 6.15 こんばんは若山弦蔵 7.00 神谷明の歌謡曲 松 田聖子対松任谷由美 8.00 連続ドラマ「炎のご とく・日蓮の生涯」 9.00 ザ・ヒットパレード 「演歌ベストテン」 9.40 夜とも・松宮一彦 ▽沖田浩之▽宮崎美 子▽関根恵子▽青春 (03)582−1111 11.50ファイナルN 0.00 新名取祐子ルージュ 1.00 パックイン「御題拝 借きりきりまい」 野沢那智 白石冬美 3.00 歌うヘッドライト DJ・石渡のり子 |
4.00 桂竜也夕焼けワイド 6.00 話題◇青島幸男◇N 6.30 漢文◇7.00英作文 7.30 百万人の英語 8.00 ザ・マンザイクイズ サブロー・シロー (03)359−1134 9.00 吉田照美の夜はこれ からてるてるワイド ▽松田聖子▽探偵▽ 岩崎良美▽武田鉄矢 ▽野村義男▽世界は 今▽青春キャンパス ▽マッチ▽横浜銀蝿 0.00 竹村健一プレス◇パ ンプキン◇井上純一 0.30 ミスDJリクエスト パレード 川口雅代 3.00 走れ!歌謡曲 DJ・山沢ジュン |
5.00 ひがのぼるです N 6.00 だんとつタモリ!お もしろ大放送 対談 中原理恵▽天声珍語 7.30 日本全国7時半 8.00 新シブがきトリオ・ 夜をまるかじり 9.00 大入りダイヤルまだ 宵の口 田原俊彦▽ イモ欽トリオ▽R・ スチュアート集▽ひ かる一平▽タモリ▽ ドラマ▽山下久美子 ▽河合奈保子▽劇場 0.00 長渕君と藤岡君 0.10 鈴木雅之◇20伊藤蘭 0.30 コッキーポップ 1.00 ビートたけしのオー ルナイトニッポン 3.00 永井竜雲のナイト |
4.05 芥川隆行の演歌だヨ 6.00 曽根幸明のラジオ面 白夕刊 N▽ヒット 曲を斬る▽ワイルド ワンズ▽巨人軍情報 8.00 さとし◇柏原よしえ 8.30 電リク野郎「松田聖 子&河合奈保子」 (03)586−5900 9.30 電撃わいどウルトラ 放送局 坂井隆夫 ゲスト・九十九一 ▽N▽ポップス▽天 11.30論壇再◇45N◇焦点 0.00 シネマアップ クロ 0.30 新掛昇一のカラオケ 大賞 夏木ゆたか他 1.00 貴方と夜と音楽と「 映画音楽」水野晴郎 |
ちなみに上の番組表でニッポン放送午後8時にある「シブがきトリオ」は勿論、「シブがき隊」のことである。文化放送は夜の午後10時以降に放送していた「大学受験講座」「百万人の英語」を午後6時台に持ってきたりしている。さらに注視すると、ラジオ日本の深夜1時に晴郎ちゃんの番組が・・・何しゃべっていたんでしょうねぇ。
さて、1981年秋にはどんな番組があったのか。ラジオの新番組としては「ナイト&ラブ・さだまさしのセイ!ヤング」(文化)「欽ちゃんのここからトコトン」(ニッポン)など。まだパックインミュージックで野沢那智&白石冬美のナッチャコがしゃべっている頃である。さらに興味深いのはこの時期、なぜか武田鉄矢が夜の時間帯、在京3局ともに番組を持っているのだ。(TBS「武田鉄矢・人生真ん中あたり」文化「チャレンジ名作ライブラリー」ニッポン「武田鉄矢・自然流」)
転じてテレビの方に目をむけると、翌年に大阪に初の系列局開局を控えた「東京12チャンネル」が「テレビ東京」へと社名を変更したのもこの時。(1981年10月1日)そして、フジテレビの代表番組であった「北の国から」(フジ)が放送開始されたのも、初コサキンから一日遅れの10月9日の午後10時から。つまり、純と蛍の成長はそのままコサキンの歴史でもあったのだ!と、書くと過大かな?
すでに上の方で触れているのですが、裏の「吉田照美の夜はこれから・てるてるワイド」(文化・当初の正式なタイトル)の強さのためかリニューアルしたのが、「るんるんナイト・ワオ!」。どことなく「てるてるワイド」に響きが似ているような・・・一応、歴史のあったTBS夜ワイド番組「夜はともだち」というタイトルは消える事になります。この番組が終了した後、深夜帯の番組迷走に併せるかのごとく、「バホバホ隊」は一人担当(所ジョージ)>二人担当(金曜のみ柳沢慎吾)>五人担当(さらにCCBなど)と番組形態が変わり、「ハローナイト」「論平の夜に乾杯」とアダルト路線へ完全シフト、かと思いきや再びヤング路線に戻り「岸谷五郎の東京レディオクラブ」で一旦安定したかに見えたものの、次の番組「恋する電リク・ビンゴボンゴ」で微妙な立場になり、金曜にコサキンを迎えるがすぐに終わり、ほとんどやれかぶれな「宮川賢の誰なんだ?おまえは」が突然大爆発し、聴取率一位を獲得するものの、TBSによくある変な「ラジオ番組はこうであるべき路線」になり、見事に勢いが消沈し番組終了を迎え、再びアダルト路線に戻った「アクセス」がスタート・・・と、見事な迷走っぷりを見せます。(この項、著者の私見が多いのでご了承ください)
以下は朝日新聞縮小版1982年10月号の10月6日(木)夕刊ラジオ欄より、コサキンとしての「るんるんナイト・ワオ!」としては初見の番組欄です。(深夜放送の部分など、一部加工してあります。)
NHK第一 | TBSラジオ | 文化放送 | ニッポン放送 | ラジオ日本 |
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5.00 N▽リクエスト他 6.00 N◇05N解説青田敏 6.15 音楽アラカルト 7.00 N◇20芸能ダイヤル 矢崎滋 平野文 ▽なぜ巨人軍?▽ニ ューメディア元年▽ 名画座 内海好江 9.00 N◇05音楽◇15小説 9.30 わたしの海外日記 「南米の医療事情」 10.00NHKジャーナル ▽コラム・宮本豊子 11.00朗読◇20音楽◇55N (0.00放送終了) |
4.30 若山弦蔵のダイヤル 5.45 N 私の田中角栄像 6.00 プロ野球〜ナゴヤ 中日×広島 井上登 予1)西武×南海 2)阪神×ヤクルト他 【中止】エド山口 9.00 プロ野球情報 9.05 るんるんナイトワオ 関根勤 小堺一機 ▽シブがき隊▽タモ リ▽春風亭小朝▽ア ルフィー▽N天他 11.40庄野真代エトランゼ 0.00 ザ・欽グルス電リク 斉藤清六 小堺一機 1.00 顔面模写男・竹中直 人の体験ラジオ 3.00 歌うヘッドライト DJ・石渡のり子 |
4.00 東京サンセット◇N 6.30 数学1◇7.00世界史 7.30 英語 野村陽子他 8.00 ハッとミラクル!!ア イドルナイター 小泉今日子▽早見優 9.00 吉田照美のてるてる ワイド マッチ▽藤 谷美和子▽大友康平 ▽松本伊代▽野村義 男▽谷村新司▽アメ リカンヒーロー▽キ ャンパス 大沢逸美 ▽少年隊▽たこ八郎 0.00 シュガー魔法の時間 0.10 美保純◇15中森明菜 0.30 ミスDJリクエスト パレード 篠山久美 3.00 走れ!歌謡曲 DJ・山沢ジュン |
5.00 ひがのぼるです N 6.00 プロ野球〜甲子園 阪神×ヤクルト 杉浦恵 予1)中日× 広島2)西武×南海他 【中止】歌謡大全集 9.10 アイドルすみれ組 9.50 青春諸君 服部まこ 10.00ヤング・パラダイス 高原兄 斉藤ゆう子 ▽田原俊彦▽ジャン ケンマン▽薬師丸ひ ろ子▽クイズの王様 ▽原田知世愛ランド 0.00 ミュージック・イン 0.30 武田久美子◇ポップ 1.00 ビートたけしのオー ルナイトニッポン 3.00 谷山浩子のオールナ イトニッポン |
4.00 芥川隆行の演歌だヨ 5.45 プロ野球〜ナゴヤ 中日×広島 木俣達 彦 予1)西武×南海 7.30 プロボクシング世界 Jバンタム級選手権 渡辺二郎×権順天 (終了後プロ野球) 9.10 巨人軍◇30和田春生 10.00サウンド・プロセッ サー 大貫憲章 今 泉恵子 ロック・ザ 講座▽N▽デュラン 11.35本多俊夫◇北村英治 0.00 N◇05森山良子・愛 の広場◇30大場久美 子のラジオ倶楽部 1.00 N◇05ときめき放送 局 月の家小円蔵 |
さて番組欄を見ると、ようやく、あとで強豪「てるてるワイド」を駆逐した「ヤングパラダイス」がお目見えしているのだが、ご覧の通り、パーソナリティは「高原兄(けい)」である。しかも、三宅裕司の代打ではありません。実は「ヤンパラ」の初代パーソナリティは「完全無敵なロックンローラー」でヒットを飛ばした「アラジン」のボーカル、高原兄なのである。
テレビでは無論木曜九時といえば「ザ・ベストテン」(TBS)を、そして夜十時からは「なるほど・ザ・ワールド」(フジ・月曜九時)とともに世界を紹介する番組としての先駆者「大橋巨泉の世界まるごと・HOWマッチ」(TBS)という、ゴールデンラインナップが並んでいました。
長い間TBSの午前0時は「日産ミッドナイトステーション」として各種番組が放送されていた。(実はパックインミュージックの初期は日産自動車が全部提供していた様で、どうもその名残と思われる。)武田鉄也や名取祐子ら、どちらかというと大人向けの番組がメインだったが、その後、山田邦子らを迎えた電話リクエスト番組に変わっていた。そこへ、当時人気絶頂だった欽ちゃんファミリーが各曜日を担当する事となった。コサキンの二人は金曜の深夜を担当することになった。
ちなみに、当時、欽ちゃんこと萩本欽一のテレビ番組は次々にヒットを飛ばし、それぞれの番組の視聴率を足して「視聴率100%男」などと呼ばれていた。ちなみに各番組では「欽ドン!良い子悪い子普通の子」(フジ・月曜21時)から山口良一、西山浩司らが、「週間欽曜日」(TBS・金曜21時)から風見慎吾、小西博之、佐藤B作らが、「欽ちゃんのどこまでやるの!」(朝日・水曜21時)からは斉藤清六、そして我らがコサキンの両名などなど、人気スターを輩出していた。そして番組を越えたペアを組んで各曜日を担当した。ちなみにムックンは斉藤清六と組んで木曜も担当していた。
以下は朝日新聞縮小版1983年10月号の10月14日(金)夕刊ラジオ欄より、「ザ・欽グルス電リク60分」としては初見の番組欄です。(深夜放送の部分など、一部加工してあります。)
NHK第一 | TBSラジオ | 文化放送 | ニッポン放送 | ラジオ日本 |
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5.00 N◇▽リクエスト他 6.00 N◇05解説田島栄治 6.15 歌謡曲 伊藤強 7.00 N◇20芸能ダイヤル ▽オリンピック期待 の星▽芸能コラム▽ 8.00N▽05演歌に生 きた男たち▽歌声 9.00 N◇05言葉◇15小説 9.30 現代教育事情「バイ バイスモーキング」 10.00NHKジャーナル ロッキード判決迫る 11.00朗読◇20音楽◇55N (0.00放送終了) |
4.30 若山弦蔵のダイヤル 5.45 N 私の田中角栄論 6.00 プロ野球〜西武 西武×南海 予・阪急×近鉄 【中止】歌謡大盛況 9.00 プロ野球情報 9.05 るんるんナイトワオ 松宮一彦 倉沢淳美 高橋真美 シブがき 隊▽石川秀美▽タモ リ▽小朝と美保純▽ (03)582−1111 11.40庄野真代エトランゼ 0.00 ザ・欽グルス電リク 関根勤 小堺一機 1.00 ファニーキャッツの 体験ラジオA 3.00 歌うヘッドライト DJ・吉田智江 |
5.00 野沢那智の東京サン セット▽Nパレード 6.30 物理1◇倫理・社会 7.30 英語 荒井良雄 8.00 ハッとミラクル!!ア イドルナイター 小泉今日子▽早見優 9.00 吉田照美のてるてる ワイド マッチ▽藤 谷美和子▽大友康平 ▽松本伊代▽野村義 男▽アメリカンヒー ロー▽キャンパス▽ 少年隊▽たこ八郎他 0.00 シュガー魔法の時間 0.10 美保純◇15中森明菜 0.30 ミスDJリクエスト パレード 千倉真理 3.00 走れ!歌謡曲 DJ・山加朱美 |
5.00 ひがのぼるです 5.50 プロ野球〜神宮 ヤクルト×中日 解説・土橋正幸 予1)西武×南海 2)阪急×近鉄 【中止】歌謡大全集 9.10 アイドルすみれ組 9.50 青春諸君 服部まこ 10.00恋する電リクマイク ストロベリーショー パーソナリティ・ 岩井小百合 長渕剛 ▽アイドルCIA ▽おすすめ音楽 (03)211−3288 1.00 山口良一のオールナ イトニッポン 3.00 オールナイトニッポ ン・真夜中の試写会 |
4.05 芥川隆行の演歌だヨ 5.45 プロ野球〜西武 西武×南海 【中止】ジャイアン ツ・音楽スタジアム 9.10 巨人軍ジョッキー 9.30 和田春生のNと解説 10.00サウンド・プロセッ サー 大貫憲章 今 泉恵子 N▽カウン トダウン・アメリカ デュラン・デュラン 一問一答!▽電話局 11.35本多俊夫◇北村英治 0.00 N◇05森山良子・愛 の広場◇矢追純一ス ペースファンタジア 1.00 N 1.05 ときめき放送局 大友博 大蔵麻美 |
「るんるんナイトワォ!」の後番組は「エド山口のまんてんワイド」であった。今、思えばTBSをも含めた夜ワイドの黄金期は一旦ここで緩やかな下降線をたどっていった様な気がする。
「日産ミッドナイトステーション」が音楽番組の「サーフ&スノウ」になって、「欽グルスショー」が終了。しかしコサキンは場所を移して生き残った。コサキン史上では唯一のデイリー枠で、夜ワイド番組「所ジョージの進め!おもしろバホバホ隊」の一コーナーとして、月から金までの23時過ぎの15分枠を受け持った。新聞の番組欄を見ると、しっかりコサキンの名前が入っている。石川秀美や河合奈保子が名前だけになっている中で、ちゃんとその名前を出している所に、TBS側の期待ともいうべきものを感じます。
以下は朝日新聞縮小版1985年10月号の10月7日(月)夕刊ラジオ欄より、「コサキンワールド」としては初見の番組欄です。(深夜放送の部分など、一部加工してあります。)
NHK第一 | TBSラジオ | 文化放送 | ニッポン放送 | ラジオ日本 |
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5.00 N◇05リクエスト 6.00 N◇N解説三木友直 6.15 経済メモ◇健康情報 7.00 N天◇20こんばんは ラジオ◇30列島N 8.00 N◇05演歌今昔 「芸能生活40年」 石井好子◇歌謡 9.00 N◇05インタビュー 片岡博◇魚にまつわ る言葉◇メロディー 10.00ジャーナル Uター ン・アドバイザー他 11.00N◇おやすみ◇50N (0.00放送終了) |
4.30 若山弦蔵のダイヤル 5.45 Nハイライト 6.00 小川哲也のラジオ ▽素顔▽田淵幸一▽ アイドルベスト10他 8.00 図書館「ムツゴロウ の馬」蟹江敬三他 9.00 所ジョージのバホバ ホ隊「あれから一年 たちました!堂々本 日新装開店」CCB ▽シブがき隊▽秀美 ▽奈保子▽コサキン 11.45ミッドナイトステー ション・サーフ&ス ノー DJ松宮一彦 1.00 新渡辺美里のハート トライアングル 3.00 歌うヘッドライト DJ・三木ひろみ |
5.00 N◇15新野沢那智の 夕方フレンズ 交▽ ご同輩▽人間大好き ▽夕暮れ▽駅前他 7.30 ライオンズびいき 8.30 坂上忍の東京バッド ボーイズクラブ 9.00 吉田照美のふッかい あな・スペシャル 「今夜は寝かせませ ん!アイドル純生大 放送!」菊池桃子 吉川晃司 中山美穂 ▽青春キャンパス他 0.00 ぱぱらナイト 0.30 古文解釈◇国語融合 1.30 英語 J・Bハリス 2.00 DJ・ステーション 3.00 走れ!歌謡曲 DJ・紀平真理 |
5.00 はたえ金次郎夕焼け ▽N天江本孟紀他 6.00 銀座音楽祭 岡田有 希子他 司会・玉置宏 8.30 新島田紳助のおっと 危ない!「ついに今 夜発射!」木村一八 10.00三宅裕司のヤンパラ 「アハハ!今夜は番 組がテレビゲームに なっちゃった!どな いだ!」田原俊彦▽ 墓石▽チェッカーズ 0.00 ミュージック・イン 0.30 斉藤由貴◇40ポップ 1.00 中島みゆきのオール ナイトニッポン 3.00 上柳昌彦のオールナ イトニッポン |
4.05 芥川隆行の演歌だヨ 5.45 新スポーツ気分で遊 ING 湯原信光 湯原光葉 落合博満 7.00 新フリーロードスタ ジオ・渋谷探検隊 「なぞの団結式」 おりも政夫 風見律 子 即決クイズ他 9.00 新ジャズ◇愛◇30N 10.00サウンド・プロセッ サー「ローズオブニ ューチャーチってば こんなにお茶目!」 0.00 N天◇05カッ飛ビ歌 謡ランド◇30あなた もプロデューサー 1.00 N天◇05日本列島電 リクワイド DJ・矢追純一 |
著者がコサキンを聞き始めたのはここからである。実は裏番組の吉田照美の熱心なリスナーだったのだが、徐々にマンネリ化し始め、番組の途中で他局にダイヤルを廻すことが多くなっていた。特に「青春キャンパス」は名物コーナーだった「天才・秀才・バカ」も含め、徐々に自分の肌に合わなくなっていた。23時冒頭の日替わりコーナーを聴いて、青春キャンパスの始まる23時5分くらいには他局に移動していた。ニッポン放送の三宅裕司には勝手ながら「負けた」との思いがあって、普段はTBSか地元局に廻す事が多かった。(そんな事で私が三宅裕司のトークの面白さを確認するのは日曜朝の番組を持ってからになる。「長い間、聴かずに損をしたなぁ」というのが正直な思い) で、出会ったのが「コサキン」だった。初めはなんか絶叫している理解できないヘンテコな番組、と思っていた。それでも、当時、私は「小堺一機」というブランドはどことなくおしゃれな感じの笑いで結構好きだったので聴き続けていた。「関根勤」というブランドは残念ながら「カックラキン」の「キモチワリぃ〜動きの男」のイメージしかなかった。とにかく、「ちょうど裏番組がつまらなくなっていた」事と「半年しか受け持たなかった23時枠」という偶然が重なって聞き始めた。半年ずれていたら、未だに聴いていなかったかもしれない。そして、それから十数年。当時はまさかこんなに聞き続けるとは思わなかったし、番組もすぐに終わっちゃうんだろうな、っていうのが正直な思いでした。
他に目を移して。ニッポン放送の18時からは「銀座音楽祭」。当時は音楽祭が盛り上がっていた頃で、ラジオ各局だけでも「新宿音楽祭」「横浜音楽祭」「リスナーズアワード」、テレビ局では「日本テレビ音楽祭」「FNS歌謡祭」「メガロポリス音楽祭」、そして「日本歌謡大賞」「日本レコード大賞」とありました。今や、次々と音楽祭がうち切られ、純粋に賞レースとして存在しているのはわずか。現在の音楽嗜好性の多様化が伺えます。また、テレビではニュースステーションが始まり、異色公募リポーターとして若林正人や千倉真理が出ていたはずです。番組は半年かけて成功へ向け上昇していくのですが、それと裏腹に消えていったレポーターの皆さん、どこへ行っちゃったんでしょう?